奨学金返済を優先するべきか、それともNISAで投資を続けるべきか。
毎月の奨学金返済を抱える多くの人が、一度は悩むテーマではないでしょうか。
私は、2022年頃につみたてNISAで全世界株式インデックスファンド(いわゆるオルカン)中心の投資を始め、その後新NISAでも継続してオルカン中心で投資をしてきました。
しかし、毎月口座から奨学金が引き落とされるたび、「投資してる場合なのかな」と少しモヤモヤしていました。
そして最近、新NISAで積み立てていた資産を売却し、奨学金返済に充てる判断をしました。
しかし、私はこの判断に後悔はしていません。
なぜそう言い切れるのか、この記事で私の投資歴とともにお話ししていきます。
実際どのくらい積み立ててきたか
ここで、私がこれまでどのように積み立てを行ってきたのか、実際の金額とともにご紹介していきます。
積立NISA時代(2022〜2023)
当時は年間40万円が上限だったため、
・月3万円積立
・年末に追加投資
これで毎年満額投資していました。
2022年:40万円
2023年:40万円
合計80万円です。
この分については今も保有しており、2026年4月現在で+83万円程の運用益となっています。
新NISA時代(2024〜2026)
2024年1月〜2025年9月:月5万円積立
2025年10月〜2026年4月:月3万円積立
新NISAでは、年間の非課税枠が大幅に拡充したことと、自分の収入も少しはアップしていたことも踏まえ、新NISAスタート当初は月5万円としていました。
その後、資金が必要な場面もあり、後半は月3万円に減らしましたが、新NISAがスタートしてから約2年間積み立て続けてきました。
2026年4月、奨学金152万円を完済 なぜ?
新NISAで積み立ててきた資産が
・元本:約126万円
・評価額:約171万円
と、奨学金の返済残高(約152万円)を上回るくらいまで育ったため、私はこの資産を全て売却して、奨学金を一気に全額返済するという選択をしました。
数々の投資の本にも書かれている投資の基本である「長期・分散・積立投資」の考え方からすれば、それに反する判断なのではないかと、葛藤もありました。
しかし、奨学金を完済するという明確な目的があったため、後悔はありませんでした。
そこには、
・毎月の返済負担がなくなったこと
・家計管理がよりシンプルになったこと
・精神的にスッキリしたこと
といった理由があります。
特に3つ目の「精神的にスッキリした」というのは、私の中でとても大きかったです。
毎月返済がある状態だと、どこか頭の片隅で常にそれが気になってしまいます。
投資で資産形成をすることも大切ですが、負債をなくして身軽になることも、同じくらい価値があると感じました。
奨学金を完済したことで、ようやく本当の意味で前向きに資産形成へ向き合える気がしています。
再び月5万円積立へ
奨学金返済が終わったことで、毎月使えるお金が増えました。
そのため今後は、新NISAの非課税枠を活用して月5万円の積立を再開する予定です。
私が「積立NISA」の分ではなく「新NISA」の分を売却した理由
「資金が必要になったから、一部売却する」
「でも積立NISAと新NISA両方ある場合はどっちから売ればいい?」
と悩む方もいるかもしれません。
私は、次のような考えから「新NISA」の分を売却し、「積立NISA」の分を保有し続ける、という選択をしました。
新NISAがスタートしたことにより、現在では積立NISAにおける新規の投資を行うことができません。そのため、積立NISAの非課税枠は、一度売却してしまうと二度と利用することができません。
一方、新NISAであれば売却しても一定期間待つことで売却した分の非課税枠を使ってに再度投資を行うことができます。
このことから、私は積立NISAで育ててきた分はなるべく手放さず、新NISAで積み立ててきた部分を返済に充てるべく売却しました。
まとめ
投資は続けることが正義と言われがちです。
でも人生全体で見れば、
・借金返済
・家計改善
・精神的安心
を優先するのも立派な資産形成です。
私は新NISAを売却して奨学金を返済したことを、後悔していません。
資産形成する上で、運用を続けることだけが正解ではありません。
自分の気持ちがラクになる選択も、立派な資産形成だと私は考えます。


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